1日に必要な水分補給量はどれぐらい?

1日に必要な水分補給量はどれぐらい?


人は食べ物が無くても1ヶ月近く生きられますが、水が無くては数日しか生きられないと言われてます。

失われた水分の補給が十分でないと、正常な身体機能が発揮されなくなり、熱中症などにより最悪の場合は死に至ります。

水分とは人にとって1番大事な要素です。

人間の体は水分で構成されている割合は成人であれば体重の約60パーセントと言われています。


また、一日に排出される水分は、汗、尿、便、などで1日あたり約2リットルから2.5リットルと考えられています。



ですので、一日に約2から2.5リットルの水を飲めば良いのかと思いがちですが違うのです。



理由は食物から摂取している水分や、体内で発生する【代謝水】と呼ばれるものもあるからです。


代謝水とは、栄養素が体内で完全燃焼したときに生ずる水のことです。
代謝水は300ml程度です。

また食べ物には水分が含まれており、平均1000mlは食べ物から水分補給しています。


つまり2500-1000-300=1200

飲料水は1200ml必要となります。

まぁ食事内容の違いや運動量などをはじめとする生活習慣は人それぞれで異なり、個人差もありますから、1日の水分補給量は1000ml~1500mlぐらいですね。

(水分摂取量はあくまでも平均的な目安として考えて下さい。)

1500mlって結構ありますよね。

水分が足りないまと血液が粘りのある状態になり、血流が悪くなります。

その結果、体全体に酸素が届きにくくなり体の機能が低下します。
また、脳梗塞心筋梗塞など、血管が詰まることによる病気が起こりやすくなります。

逆に取りすぎてもダメです。
健康面においても、水分は必要不可欠なものですが取りすぎると体にさまざまな害を及ぼします。
体内に余分な水分が溜まると、むくみの原因にもなります。

体内に余分な水分がたまり、排泄できなくなる状態を『水毒』と言いいます。

水毒とは体内の水分の代謝障害の事です。

夏場などよく汗をかく時は意識して水分補給をするなど臨機応変に補給量を調整するのが良いと思います。

 



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